大分市明野の眼科医院 えとう眼科

加齢などの影響で網膜の中心(黄斑部)が変性してしまう病気

h118.gif 加齢黄斑変性症は、文字通り加齢などの影響で網膜の中心(黄斑部)が変性してしまう病気です。見ようと思うところが歪んで見えたり、視力低下を起こして自覚されます。

 原因は網膜の裏側の層の脈絡膜に新生血管ができ、そのせいで網膜が剥離したり出血を起こしたりします。

 以前は治療法がありませんでしたが、最近は光線力学療法というレーザー治療が行えるようになりました。これは、新生血管に取り込まれる光感受性物質を点滴してレーザー照射するというものです。この治療で加齢黄斑変性症の進行をある程度抑えることができるようになりました。ただし、進行した加齢黄斑変性症ではこの治療を行っても悪化する場合がありますので、手遅れにならないうちに早めに受診されて下さい。

 また、2008年に新生血管を抑える新しいお薬が認可されましたし、今後も別のお薬が認可される予定です。難しい病気ですので現状の治療に満足されていない患者さんも多いかと思いますが、希望をもって眼科に通院されて下さい。

 以上のように新しい治療法も行えるようになってきましたが、現状ではまだ完全な治療法はないので、予防が最も大事です。まずはたばこをやめること、脂肪分の高い食事を避けること、血圧を下げることです。ビタミンや魚は良いので、昔の日本の食生活に戻すことをお勧めします。